大みそかに向けて年越しそばの製造が最盛期 魚津市の製麺工場

魚津市の製麺工場では、大みそかを前に年越しそばの製造が最盛期を迎えています。

魚津市にある製麺工場では大みそかを前に、27日から年越しそばの製造が始まり、従業員10人が交代しながら24時間態勢で製造ラインを稼働させています。
熱湯でゆでられたそばは水で冷やされたあと、機械で1食分ずつ素早く袋詰めされ、従業員たちが製造ラインを流れる袋詰めされたそばの形を整えながら不良品などがないか確かめていました。
この工場では、富山県南砺市で栽培されたそば粉などを使ってそばを製造していて、大みそかまでに通常の1か月分の10倍にあたる50万食を出荷する予定です。
この年越しそばは富山県内のスーパーをはじめ、石川や福井、それに岐阜などでも販売されるということですが、原材料などの価格高騰を受けて卸売り価格は去年よりも1割から2割ほど値上げしているということです。
製麺工場の製造課長、安田奈央さんは「1人でも多くのお客様にお届けできるように1食1食思いを込めて作りました。そばを食べて幸せな年越しをしてほしいです」と話していました。