北陸新幹線・特急列車 年末年始の予約 昨シーズンより3割増

年末年始の北陸新幹線や特急列車の予約は昨シーズンの同じ時期を3割ほど上回っていて、JRは予定が決まっている人は早めに予約してほしいと呼びかけています。

JR西日本は12月28日から年明けの1月4日までの指定席の予約状況をまとめました。
それによりますと12月11日時点の予約率は北陸新幹線の「かがやき」と「はくたか」が38%、金沢と大阪方面を結ぶ特急「サンダーバード」が35%、金沢と名古屋方面を結ぶ特急「しらさぎ」が31%となっています。
昨シーズンの同じ時期と比べると、予約された席数は全体的に3割ほど増えていて、新型コロナ前の水準とほぼ同じとなっています。
新型コロナの5類移行などを背景にこの年末年始は相当な混雑が予想され、北陸方面への「帰省ラッシュ」のピークは今月30日、北陸方面からの「Uターンラッシュ」のピークは年明け1月3日になる見込みです。
JR西日本は「一部の混雑する時間帯や列車を除けば、まだ十分に空席はあるが、予定が決まっている人はできるだけ早めに予約してほしい」と呼びかけています。