観光客呼び込め 射水市新湊でナイトクルーズ

新たな観光の呼び物にしようと射水市の新湊で観光船のナイトクルーズが行われました。

ナイトクルーズは、来年3月の北陸新幹線敦賀延伸を見据えて関西圏からの観光客を呼び込む旅行商品を作ろうと射水市が試験的に行ったもので15日夜は大阪や京都などから15人が参加しました。
観光船は午後5時に海王丸パークを出発し、ライトアップされた海王丸や新湊大橋を眺めながら内川エリアへのコースを進んでいきました。
そして、観光客たちが「川の駅新湊」で下船すると地域住民たちが出迎え、高校生たちが伝統の獅子舞を披露し笛や太鼓に合わせて華麗な舞で歓迎しました。
京都から訪れた70代の女性は「こんなに盛り上がる獅子舞を見たのは初めてで感動した。こうした観光をもっと売り出したら良いと思う」と話していました。
射水市観光・定住課の佐野泰寛課長は「夜の内川を観光地としてもっと盛り上げたく、関西圏の観光者に来てもらいました。参加者の意見をもとに、北陸新幹線の敦賀開業に向けた旅行商品をよりよいものにしてアピールしていきたいです」と話していました。