ガソリン・灯油ともに平均小売価格 3週連続で値上り

レギュラーガソリンの県内の平均小売価格は、12月11日時点で1リットルあたり176.9円で前の週より0.3円値上がりしました。また、灯油の店頭価格も18リットルあたりで9円値上がりし、いずれも3週連続の値上がりとなりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの県内の平均小売価格は、12月11日時点で1リットルあたり176.9円でした。
これは前の週より0.3円上がって、3週連続の値上がりとなりました。
また全国平均は175.1円で、石川県は177円ちょうど、福井県は178円ちょうど、新潟県は170.8円でした。
政府は補助金によって、ガソリンの小売価格を抑えていますが、原油価格が下落した影響で補助金の支給額が減ったため、全国的に価格の上昇につながりました。
経済産業省は、14日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり14.7円の補助金を支給することにしています。
今後の見通しについて、石油情報センターは「来週も原油価格の下落により補助金の支給額が減少し、小幅に値上がりすることが予想される」としています。
また灯油の店頭価格は、18リットルあたり2147円と、前の週より9円値上がりし、こちらも3週連続の値上がりとなりました。