富山市をすしのまちとしてPR 市内のすし店などHPで紹介

観光客の誘致につなげようと、富山市内のすし店などをホームページで紹介する市のPR事業が新たに始まりました。

この事業は、富山市が12月から始めたもので、新鮮で多彩な海の幸を生かしたすしを楽しむことができる富山市を「すしのまち」としてPRするとともに市内の店舗を紹介することで観光客の誘致を目指しています。
具体的には、富山市内にあるすしやます寿しを提供する77の店舗が掲載された専用のホームページを新たに作り、それぞれの店の雰囲気やおすすめのネタを紹介するほか、営業時間などの条件を設定して店を検索できる機能も設けています。
また、富山湾と富山の大地をすしの形で表現した新たなロゴやポスターも作成され、市内のすし店に設置される予定です。
県がことし10月に実施した調査で、すしでイメージする都道府県をたずねたところ、富山県は北海道、東京、石川に次いで全国4位にとどまったということです。
こうした中、県でも富山のすしの魅力を世界に発信するプロジェクトを始めていて、富山市も県と歩調を合わせてPRを進めていくことにしています。
富山市の藤井市長は「すしのまちといえば富山市だと多くの人に思ってもらえるよう、SNSなども活用して発信していきたい」と話しています。