富山市中心部の住宅兼飲食店で火事 女性が逃げ遅れの可能性

8日午後、富山市中心部にある住宅を兼ねた飲食店で火事がありました。
消防によりますと火事が起きた現場周辺では「2階の住宅部分に住む70代の女性が逃げ遅れた可能性がある」といった情報が多く寄せられて消防が捜索にあたっています。

警察や消防によりますと8日午後1時40分ごろ、富山市総曲輪で住宅を兼ねた飲食店の客から「1階のちゅう房から出火した」と消防に通報がありました。
消防車など11台が出動して消火にあたり、火は約4時間後に消し止められました。
店内にいた客によりますと出火当時、1階の飲食店には15人前後の客と2人の店員がいて、避難したということです。
また、2階の住宅には店主の70代の妻がいて、火事のあと、この妻と連絡が取れなくなっているということです。
火事が起きた現場周辺では「2階の住宅部分に住む70代の女性が逃げ遅れた可能性がある」といった情報が多く寄せられて消防が捜索にあたっています。
現場は、富山市中心部の商業施設や宿泊施設が建ち並ぶ地域で火事が起きた当時多くの人たちが心配そうに消火活動を見ていました。