覚醒剤密輸事件 逮捕の3人のうちロシア人2人は不起訴 

覚醒剤約113キロ、末端の密売価格で約70億円相当を転売目的で密輸したなどとして逮捕された3人のうち、ロシア人の2人について富山地方検察庁は不起訴にしました。

ウクライナ人とロシア人2人のあわせて3人はことし8月、覚醒剤約113キロ、末端の密売価格で約70億円相当を、転売目的で、メキシコから密輸したなどとして覚醒剤取締法違反などの疑いで警察に逮捕されました。
このうち、ロシア人の2人について富山地方検察庁は10月処分保留のまま釈放し、28日付けで不起訴にしました。
検察は処分の理由について明らかにしていません。
一方、同じ容疑で逮捕されたウクライナ人は10月、覚醒剤取締法違反などの罪で起訴されています。