魚津市で死んだ野鳥から鳥インフルエンザウイルス検出

魚津市で11月21日に野鳥のヒドリガモ1羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、A型鳥インフルエンザのウイルスが検出されました。
県内で鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン初めてで県が渡り鳥などの監視を強化しています。

県によりますと11月21日魚津市上口の住宅の敷地内で、野鳥のヒドリガモ1羽が死んでいるのが見つかり、国立環境研究所で遺伝子検査を行ったところA型鳥インフルエンザのウイルスが検出されました。
今後、国の研究機関が高病原性かどうかの確定検査を行いますが、検査結果がわかるまで数日程度かかる見込みだということです。
県内で鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン初めてです。
環境省はヒドリガモが見つかった場所の半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し県がこの重点区域に加えて主な渡り鳥の飛来地などで野鳥への監視を強化しています。
県によりますとこれまでのところ県内にある23の養鶏場すべてで異常は発生していないということで、野鳥などが入り込まない対策や施設への出入りの際の消毒の徹底を求めています。