大相撲九州場所 途中出場の朝乃山が大関・貴景勝に勝つ

左足のけがのため大相撲九州場所を初日から休場していた富山市出身で東の前頭筆頭の朝乃山が、中日8日目の19日から途中出場し、初戦は2場所連続優勝をめざす大関・貴景勝に下手投げで勝ちました。

朝乃山は、幕内復帰4場所目となった九州場所では東の前頭筆頭まで番付を戻していましたが、10月、広島市で行われた巡業での稽古で、左足のふくらはぎを痛め、初日から休場していました。
朝乃山は、中日8日目の19日から出場し、初戦は2場所連続優勝をめざす大関・貴景勝と対戦しました。
立ち合いから激しいぶつかり合いになり、朝乃山は押されながらもまわりこんで下手に振り、貴景勝がわずかに早く土俵に落ちました。
両者の体が落ちるのが同時ではないかと物言いがつきましたが、軍配通り朝乃山が下手投げで勝ちました。
9日目の20日は、大関・霧島と対戦します。