海藻を使ってはがきに絵を描く押し葉教室 射水市の小学校

海の大切さを学んでもらおうと、射水市の小学校で子どもたちが海藻を使ってはがきに色とりどりの絵を描く押し葉教室が開かれました。

この催しは、富山湾の環境保全に取り組むNPOや射水市が企画したもので堀岡小学校で開かれた授業には、5年生の児童約30人が参加しました。
授業では、全国で海藻を使った押し葉の普及に取り組む高山優美さんが講師を務め海藻は、魚が卵を産みつけたり住みかにしたりして多くの生き物を育む一方、私たちが出すゴミなどによって減少していると説明しました。
その後、児童たちはヒラクサやアカモクなど12種類の海藻を使ってはがき作りに挑戦しました。
はがきの上に赤や緑、茶色の海藻をのせ、重ねたり広げたりして海や森を表現するなど、思い思いに仕上げていました。
参加した児童は「身近に多彩な海藻があることを知り、とても楽しかった。私たち1人1人がきれいな海を守らなければいけないと感じた」と話していました。
14日作ったはがきはラミネート加工を施し、約1週間後に児童たちの手元に届けられるということです。