「クマっぷ」 県がホームページで公開 注意喚起

県は、クマが出没した場所を地図上に示した「クマっぷ」をホームページで公開し、注意を呼びかけています。

こちらがその「クマっぷ」です。
県によりますと、ことし県内では18日午後3時までに去年1年間の約1.4倍に上る300件あまりの出没情報が寄せられています。
特に10月に入ってからは17日までに114件と、去年の10月1か月分の5倍余りに急増しています。
赤いピンが、クマが出没した場所を示しています。
緑色の山あいの地域だけではなく白っぽい平野部にも出没していることが分かります。
ことしはクマのエサとなるブナなどが不作となっていることから、冬眠を前にクマがエサを求めて平野部に出没することが増えているとみられます。
17日、女性が襲われたとみられる場所は山あいから2キロほど離れた平野部で、田んぼが広がる住宅が点在する地域です。
また近くには小学校や中学校などもあります。
県によりますと、ことしのクマによる人身被害は今回のケースを含めると4例目で死者が出たケースは平成18年以来になるということです。
富山県ツキノワグマ出没情報地図「クマっぷ」まるCGoogle