富山県内のガソリン価格 5週連続値下がり 

レギュラーガソリンの富山県内の平均小売価格は、今月10日時点で1リットルあたり176.7円となり、政府の補助金の拡充により5週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの県内の平均小売価格は、今月10日時点で1リットルあたり176.7円でした。
これは先週より2.6円下がって5週連続の値下がりとなりました。
値下がりしたのは先月から政府の補助金が拡充されたことが要因です。
北陸地方では石川県が175.7円、福井県が178.2円、隣の新潟県では171.9円でした。
ただ、原油価格の高止まりや円安の進行によって、原油の調達コストは上がっているため、補助金への依存が強まった形です。
経済産業省は今月12日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり34.5円の補助金を支給することにしています。
今後の価格の動向について石油情報センターは「アメリカのガソリンの在庫が大幅に積み増されたことなどから需給が緩和し、来週も価格はさらに下がる見通しだ」と話しています。