北陸新幹線の敦賀延伸で富山〜大阪間1万290円になる見通し

北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、新幹線と特急列車の乗り継ぎが必要になる富山と大阪の区間の料金は、これまでよりも700円高い1万290円になる見通しになりました。

JR西日本によりますと、北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業する来年3月16日以降、富山駅と大阪駅の間を新幹線と特急を乗り継いだ場合の料金は、通常期の指定席で現在の9590円より700円高い1万290円となる見通しです。
移動時間は、現在よりも29分短縮され最短で2時間35分になります。
また、富山駅と名古屋駅の間を新幹線と特急を乗り継いだ場合の料金は、通常期の指定席で現在の料金の9370円より700円高い1万70円となる見通しです。
移動時間は、現在よりも23分短縮され最短で2時間35分になります。
一方、新幹線と在来線の特急を利用する場合に適用されている割り引きは廃止される見通しです。
JR西日本金沢支社は「これまでより料金は高くなるものの割引きっぷの販売なども検討していきたい」としています。