上野蛍氏 金銭受け取りで会見 “公職選挙法には抵触しない”

元富山市議会議員で日本維新の会の上野蛍氏がことし4月に行われた県議会議員選挙に立候補した男性から選挙運動の報酬を受け取ったのは公職選挙法に違反すると大学教授から検察に告発状が送られたことについて、上野氏は21日富山市内で会見を開き、「公職選挙法には抵触しない」と述べました。

会見は21日に富山市内にある「日本維新の会」の富山県の支部の事務所で開かれました。
上野氏は、ことし4月に行われた県議会議員選挙で富山市第1選挙区に党の公認候補として立候補した福島陽介氏と一緒に会見を開き「私から金銭の要求をしたわけではなく、金銭の受け取りは後援会活動中であったため、公職選挙法には抵触しない」と述べました。
また、去年の参議院選挙にみずからが立候補した際に選挙事務所を2か所設置していたと報道されたことについて、「主に物品の倉庫として使っていたので、選挙事務所ではない。公職選挙法違反にはあたらない」と述べ、いずれの件についても法律に違反していないと主張しました。
神戸学院大学の教授が送った告発状について富山地方検察庁は受理するかどうか検討することにしています。