富山大学の学生 漢方の原料使い食事を提供

富山大学の学生が砺波市で地域の住民らに漢方薬の原料となる食材を使った飲み物や食事を提供しました。

砺波市の山あいにある栴檀野地区は、地域を活性化しようと富山大学の学生らと交流をしています。
18日は砺波市宮森新の施設に富山大学の学生3人が訪れ、漢方薬の原料を使ったカフェラテやプリンなど4種類を提供しました。
このうちカフェラテは牛乳のなかに体を温める効果があるシナモンと胃腸の働きを整える効果があるハッカクが入っています。
また豆乳を使ったプリンは、体を温める効果があるショウガをすりおろしてプリンのうえにのせています。
施設に訪れた地元の男性は、学生に使われている食材を聞きながら食事を楽しんでいました。
男性は、「きょう初めて伺いましたがとてもおいしかったです。体に良さそうな食材が使われているのはうれしいです」と話していました。
富山大学の宮澤正咲さんは「漢方に使われている食材が身近にあることを沢山あるんだということをぜひ知ってもらいたいです」と話していました。