子ども食堂を支援しようとコメを寄贈 物価高で運営厳しく

物価高の影響で厳しい運営が続く子ども食堂を支援しようと、高岡市のライオンズクラブのメンバーが市内の子ども食堂を訪れてコメを寄贈しました。

「高岡志貴野ライオンズクラブ」は物価高の影響で運営が厳しくなっている高岡市内7か所の子ども食堂を支援しようとコメを寄贈することになりました。
9日、ライオンズクラブのメンバーが子ども食堂を運営する団体を順番に回り、コメ30キロを手渡していきました。
このうち高岡市の御旅屋セリオで月2回、子ども食堂を運営する「オタヤこども食堂」は毎回、約250食を提供していて、食料品の値上げの影響で食材費の負担は2年前と比べて1.5倍ほどになっているということです。
また、紙やプラスチック製の食器の値段も2倍ほどに上がっていて、コスト面の負担から厳しい運営が続いているということです。
「オタヤこども食堂」の高沢満里子代表は「運営は大変ですが、温かい支援でなんとか続けられています。きょういただいたコメは次回のこども食堂で子どもたちに炊きたてを味わってもらいたい」と話していました。