高齢者や介護者など支援する装置やロボットの展示会 

高齢者や介護する人などを手助けしてくれる装置やロボットの展示会が富山市で開かれました。

展示会は、介護現場で人手不足の改善や負担の軽減に生かしてもらおうと県の社会福祉協議会が開いたもので、26日、富山市のグランドプラザには、約20の企業や団体のブースが設けられました。
このうち、介護する人の腰などの負担を軽くするアシストスーツを紹介するブースでは、訪れた男性がスーツを身に着け実際に重たいものを持ち上げ、負担が軽くなることを実感していました。
また、ひとり暮らしの高齢者などに声をかけて薬を飲んだかたずねたり雑談したりできるロボットも紹介され、会場に訪れた子どもたちが話しかけロボットの反応を楽しんでいました。
このほか、高齢者向けの電動車両や認知症の人が行方不明になったときに役立つGPSが埋め込まれた靴なども展示されていて、訪れた人たちは興味深そうに眺めたり機能について質問したりしていました。
県社会福祉協議会の水井勤事務局次長は「介護をしたり受けたりするのは誰でも将来ありうることなのでより多くの人に最新の技術を体験して役立ててほしい」と話していました。