富山空港でお盆のUターンラッシュがピーク

新型コロナが感染症法上の5類に移行して初めてとなるお盆休みを、ふるさとや行楽地で過ごした人たちが東京方面に帰る羽田便のUターンラッシュは、13日がピークで、富山空港は大勢の家族連れなどで混雑しています。

富山空港から東京に向かう上りの羽田便は、13日がUターンラッシュのピークで、空港では朝早くからスーツケースや土産物を持った人たちが、搭乗手続きを行うためカウンターの前に長い列を作っていました。
そして保安検査場前の出発ロビーでは、見送りに来た家族や友人に手を振って別れを惜しむ姿が見られました。
10歳の娘とともに岐阜県飛騨市の実家から東京経由で熊本県に帰る46歳の女性は「新型コロナの影響で4年ぶりの帰省でした。昔の友達にも会えて楽しかったです」と話していました。
また、氷見市の祖父母を訪ねていた15歳の女子生徒は「いとこと花火をして遊んで楽しかったです」と話していました。
49歳の父親は「台風が近づいてきたので飛行機を早めました。あまりゆっくりできませんでしたが、子どもたちが実家で楽しそうに遊んでいるのを見てよかったです」と話していました。
全日空富山支店によりますと、13日に富山空港から羽田空港に向かう上りの3便は、いずれもほぼ満席だということです。