富山市で10日連続の猛暑日 熱中症の疑いで11人病院搬送

県内は8日も各地で猛烈な暑さとなり、富山市では10日連続の猛暑日を記録しました。
こうしたなか、熱中症とみられる症状で10代から90代までの11人が病院に搬送されました。

県内は8日も各地で猛烈な暑さとなり、日中の最高気温は、富山空港で36.8度、富山市で35.8度、富山市八尾で35.7度、朝日町で35.6度、高岡市の伏木で35.1度などを観測しました。
このうち富山市と富山市八尾では、10日連続の猛暑日を記録しました。
県内の消防によりますと、午後5時までに熱中症とみられる症状で10代から90代までの11人が病院に搬送されました。
いずれも命に別状はないということです。
県内は、これから9日朝にかけて、気温が25度を下回らない熱帯夜となるところがあるほか、9日の日中の予想最高気温も富山市で37度、高岡市の伏木で36度と猛烈な暑さが続く見込みです。
気象台と環境省は、引き続き外出をなるべく避けることや室内をエアコンなどで涼しくして過ごすこと、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど熱中症に厳重に警戒するよう呼びかけています。