お盆の富山・羽田便の予約 コロナ前の9割近くまで回復

ことしのお盆休みの期間中に富山空港を発着する羽田便を予約した人は去年の約1.8倍に増え、新型コロナウイルスの感染拡大前の9割近くまで回復しました。

全日空は8月10日から20日までのお盆休みの期間の予約状況を8月3日時点でとりまとめました。
富山空港を発着する羽田便の予約数は8100人余りで、予約率は73.4%となっています。
予約数は去年の同じ時期と比べると約1.8倍に増えていて、新型コロナの感染拡大前の9割近くまで回復しました。
これは3連休を利用した帰省が多いことが影響しているとみられるということです。
羽田便の混雑のピークは羽田発、富山行きが8月10日と11日、富山発、羽田行きが8月13日と見込まれています。
一方、札幌便の予約数は、3300人余りで、予約率は90.7%となっていて北海道の人気を背景にすでに満席となっている便も多いということです。
全日空富山支店は「新型コロナが5類へ移行され帰省や旅行の心理的なハードルが低くなっている。国内線全体でみても予約は去年の同じ時期の1.3倍に増加していて、富山空港でも好調に推移している」と話しています。