新型コロナウイルスの患者数 4週連続で増加

7月30日までの1週間に県内で確認された新型コロナウイルスの患者数は、1医療機関あたりの平均で11.63人と前の週のおよそ1.5倍となり、4週連続で増加しました。

県によりますと、7月30日までの1週間に県内48の医療機関から報告された新型コロナの患者数はあわせて558人でした。
これを1つの医療機関あたりの平均でみると11.63人で、前の週の(7.83人)約1.5倍となり、4週連続で増加しました。
県が推計した1週間の県内全体の患者数は2634人となり、前の週より(1775人)859人増加しています。
年代別ではすべての年代で増えていて、50代が全体の19%と最も多く、次いで10代が17%40代が14%などとなっています。
また、7月30日時点で入院患者は133人、重症者は2人となっています。
県感染症対策課は、「全国と同様に県内でも患者が増加傾向にある。夏休みに加えて、今後はお盆による帰省などで外出の機会が増えて、ふだん会わない人と接触する機会が増えることからさらなる感染拡大が懸念される」と話しています。
そのうえで、高齢者と会ったり、大人数で集まったりする場合などにはマスクの着用や部屋の換気、手洗いや消毒など基本的な感染対策を呼びかけています。