各地で猛烈な暑さ 富山空港ことし一番の暑さ37.5度

県内は各地で猛烈な暑さとなって、富山空港では37.5度とことし一番の暑さとなり、観測史上初めてとなる10日連続の猛暑日を記録しました。

県内は1日も晴れて強い日ざしが照りつけ、最高気温は富山空港で37.5度、富山市で36度、氷見市で35.6度高岡市の伏木で35.2度などと猛烈な暑さとなりました。
このうち富山空港と氷見市ではことし一番の暑さとなり、富山空港では観測史上初めてとなる、10日連続の猛暑日を記録しました。
この暑さで、消防によりますと午後5時までに熱中症とみられる症状で10代から80代の13人が搬送されたということです。
厳しい暑さは2日も続く見込みで、日中の最高気温は富山市と高岡市の伏木でいずれも36度と予想されています。
気象台などは2日も熱中症の危険性が極めて高くなるとして、熱中症警戒アラートを出しました。
熱中症への厳重な警戒が必要で外出をなるべく避けることや室内をエアコンなどで涼しくして過ごすこと、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど対策を心がけてください。
また県内は1日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になり、激しい雨が降るところがある見込みで、気象台は落雷や竜巻などの激しい突風、それに急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
JR高山線は大雨で雨量が規制値に達したため、午後4時29分から猪谷駅と越中八尾駅の間の上下線で運転を見合わせています。