新幹線・特急 お盆の予約新型コロナの感染拡大前の9割ほどに

お盆の期間の北陸新幹線やJRの特急列車の予約状況は、去年の1.5倍から1.7倍に増え、新型コロナの感染拡大前の9割ほどにまで回復したことがわかりました。

JR西日本金沢支社は、7月26日の時点でまとめた、8月10日から17日までの予約状況を発表しました。
それによりますと、指定席の予約率は、北陸新幹線の「かがやき」と「はくたか」が31%、金沢と大阪方面を結ぶ特急「サンダーバード」が27%、金沢と名古屋方面を結ぶ特急「しらさぎ」が23%となっています。
新型コロナの感染症法上の位置づけが変わってから旅行需要は回復していて、去年の同じ時期と比較すると、北陸新幹線は1.5倍、「サンダーバード」と「しらさぎ」はそれぞれ1.7倍に増えました。
新型コロナの感染が拡大する前と比べると、去年は6割ほどにとどまっていましたが、ことしは9割ほどにまで回復しました。
JRによりますと、北陸方面への帰省ラッシュのピークは8月11日、北陸方面からのUターンラッシュのピークは8月13日になる見込みです。