県内ガソリンの平均小売価格 6週連続で値上がり

レギュラーガソリンの県内の平均小売価格は、7月24日時点で1リットルあたり175.8円と6週連続で値上がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの県内の平均小売価格は7月24日時点で1リットルあたり175.8円となりました。
これは前の週より(175.1円)0.7円上がって6週連続の値上がりで、去年6月以来、約1年1か月ぶりの高値水準となっています。
国はガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として石油元売り会社に補助金を支給していますが、ことし1月以降、補助金が段階的に縮小されていることなどからレギュラーガソリンの小売価格も値上がりしました。
また、7月27日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり8.4円の補助金を支給するとしています。
今後の見通しについて石油情報センターは、「サウジアラビアやロシアが8月に原油を減産すると表明していることから価格が上昇傾向になっているほか、国の補助金も減ることから来週のガソリン価格も値上がりが予想される」と話しています。