地元の素材を生かしたクラフトコーラ製造 南砺の飲料メーカー

北陸の冬の味覚「かぶらずし」の発酵液など、地元の素材を生かしたクラフトコーラの製造が南砺市の飲料メーカーで行われています。

このクラフトコーラは、南砺市の飲料メーカーが地元の新たな特産品にしようとことし新たに開発しました。
北陸の冬の味覚「かぶらずし」でこれまで廃棄されることが多かった発酵液など、地元の素材を生かしているのが特徴です。
会社では28日、工場でクラフトコーラの瓶詰や検品などの作業を行っていました。
会社によりますと、富山湾の海洋深層水に加えて、かぶや魚の発酵液や地元のお茶を使うことで、うまみが強く深みがあり、すっきりした後味に仕上がっているということです。
味はスパイシーなものとハーブをいかしたものと2種類あり、南砺市の道の駅などで販売されています。
開発した飲料メーカー、喜八食品の坂本直規営業課長は「南砺市の素材を使っているので地元の特産品になればいいなと考えています。このクラフトコーラを飲んでもらい、暑い夏を乗り切ってほしいです」と話していました。