特殊詐欺の被害を防げ!合言葉は「だまされんちゃ」

深刻な被害が続く特殊詐欺を防ごうと「だまされんちゃ」を合言葉に警察や地域住民が集まる会議が富山市で開かれました。

富山弁で「だまされないぞ」を意味する「だまされんちゃ」を合言葉に県警察本部で行われた会議には警察や詐欺被害の防止に取り組む企業や地域の代表などおよそ70人が参加しました。
はじめに県警察本部の高島秀之生活安全部長が「県内の団体や事業者、それに住民の方々の取り組みを共有し、被害防止の強化を図りたい」とあいさつしました。
そして、会議に参加した地域の団体や企業の取り組みが報告され、年金支給日に商業施設で被害防止を呼びかけたことや固定電話にかかってきた迷惑電話の着信を自動でブロックするサービスなどが紹介されました。
そのあと、射水市水戸田地区の坂井芳則代表が「地域連携と住民相互の絆を深め特殊詐欺の被害の防止に取り組みます」と宣言し、最後に参加者全員で「えいえいおう」の掛け声で被害防止に向け気勢を上げていました。
警察によりますと、今年度は行政機関や金融機関などの79団体と169の地区が、特殊詐欺被害の防止の活動に参加するということです。