観光客呼び込め!富山県と岐阜県北部の高速道路で定額プラン

富山県と岐阜県は観光客を呼び込もうとETCを搭載した車両を対象に富山県と岐阜県北部の高速道路を自由に乗り降りできる定額プランを始めました。
「速旅『飛騨・富山ドライブプラン』」と名付けられたこの取り組みは岐阜県と富山県が中日本高速道路と連携して7月1日に始めたものでETCを搭載している普通乗用車や二輪車などを対象に2日間または3日間岐阜県の北部と富山県の高速道路を自由に乗り降りできる定額のプランです。
対象の区間は東海北陸自動車道の美並インターチェンジと小矢部砺波ジャンクションの間能越自動車道の小矢部砺波ジャンクションと高岡インターチェンジの間、北陸自動車道の金沢東インターチェンジと朝日インターチェンジの間です。
普通車の場合、料金は高山市の飛騨清見インターチェンジから富山の高速道路を使う2日間のプランが4200円、郡上市の美並インターチェンジから利用できる3日間のプランが7200円などとなっていて、通常よりも約40%安くなるということです。
事前に申し込みが必要で盆や年末年始などを除く来年2月末まで利用できます。
岐阜県観光誘客推進課は「富山県と連携してお互いの観光客を呼び込み滞在時間を増やして消費拡大につなげたい」と話しています。