複製のポケモンカード 本物と偽り販売の疑いで会社役員を逮捕

中古品の買い取り店に「ポケモンカード」の複製品5枚を本物と偽って28万円余りで販売したとして、射水市の34歳の会社役員が著作権法違反の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対して会社役員は容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのは射水市海老江練合の会社役員、赤井亮介容疑者(34)です。
警察によりますと、赤井容疑者はことし3月20日、射水市内の中古品の買い取り店に「ポケモンカード」の複製品5枚を本物と偽ってあわせて28万3700円で販売したとして、著作権法違反の疑いが持たれています。
その後、買い取り店から警察に対して「客から買い取った『ポケモンカード』が偽物ではないか」と相談があったということです。
そこで警察がカードの著作権を持つ会社に鑑定を依頼したところ、5枚すべてが複製品であると判明したということです。
店はカードを高いもので1枚あたり15万円で買い取っていたということです。
赤井容疑者は警察の調べに対し「カードを買い取り店に売ったことは間違いないが、偽物だとは思っていなかった」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
警察は容疑者が偽物のカードを入手したいきさつなどを調べています。