床上・床下浸水など大雨被害相次ぐ (29日午後4時現在)

29日午後4時までに確認されている各地の被害です。
立山町によりますと、日中地区と白岩地区、四谷尾地区、栃津地区、それに横江地区では民家などへの浸水が相次ぎ、床上浸水が1件、床下浸水が10件確認されました。
また県によりますと立山町の四谷尾地区では、白岩川の越水でダムの放水を周知するサイレンの設備が入る「警報局舎」が流されたということです。
また富山市によりますと、富山市の大山地域の岡田地区で市道ののり面が崩落したほか休憩施設の「岡田休憩所」に土砂が流れ込む被害があり、現在、土のうを設置して土砂の流出を防ぐ対策が取られています。
このほか県によりますと、上市町の女川地区と和合地区のほか立山町の11か所で白岩川の堤防がえぐられるなどの被害があったということです。
一方、富山地方鉄道の立山線は、土砂崩れの影響で28日午後3時半ごろから岩峅寺駅と立山駅の上下線で、運転を見合わせていましたが、線路の復旧作業が終わったことから29日正午から上下線で運転を再開しています。