行方不明の男児発見 嘱託警察犬のシェパードにご褒美

射水市の自宅からいなくなり行方がわからなくなっていた10歳の男の子の発見に貢献したとして、嘱託警察犬のシェパードにご褒美のビーフジャーキーが贈られました。

男の子を発見したのは、富山県警の嘱託警察犬で、ホワイトシェパードの「クム」(2歳)です。
28日射水警察署で、飼い主の石川はなさんとともに表彰されました。
豊田馨署長から石川さんに感謝状が手渡され、「クム」にはご褒美として大好物のビーフジャーキーが贈られました。
「クム」と石川さんは、6月20日の夕方、射水市内の自宅からいなくなり行方がわからなくなっていた10歳の男の子の捜索に協力した際、「クム」に男の子のハンカチや靴下の臭いを嗅がせたところいちもくさんに走り出し、わずか20分で、自宅から約600メートル離れた県道にいた男の子を発見し無事保護につなげたということです。
「クム」は、6月1日に嘱託警察犬に任命されたばかりで、今回、初出動でのお手柄となりました。
石川さんは、「緊張とプレッシャーがありましたが、無事に見つかってよかったです。今後も出動の要請があったときは精いっぱい頑張りたいです」と話していました。