「自転車はヘルメット着用を」県警が動画で呼びかけ

改正道路交通法が施行され、今年度から自転車に乗るすべての人にとってヘルメットの着用が努力義務になったことを受けて、警察は、インターネットの動画投稿サイトに動画を公開し、ヘルメットの着用を呼びかけています。

この動画は、富山県警が動画投稿サイト「YouTube」の公式チャンネルに公開したものです。
動画では、ヘルメットの有効性を知ってもらうための実験などが紹介されていて、人の頭に見立てた水風船を落下させてヘルメットが衝撃を吸収する様子がわかりやすく説明されています。
また、自転車事故の傾向なども解説されていて、高齢者は身体機能の低下によって受け身をとれずに頭を打つケースが目立つ一方、若者はスピードの出し過ぎで頭を激しく打つケースが多いことなどが説明されています。
このほか、市販されているヘルメットの種類についても紹介されていて、スポーツタイプや帽子のように見えるものなど服装や場面に応じて使い分けられることも説明しています。
自転車のヘルメットを巡っては、ことし4月1日に改正道路交通法が施行され、着用が努力義務として課せられるようになっていて、県警交通企画課は「大切な命を守るためにも、自転車に乗る際にはヘルメットを着用してほしい」と呼びかけています。