魚津市でドライフルーツに加工したりんごを給食で提供

りんごの消費拡大を図ろうと、県内最大の産地の魚津市で、ドライフルーツに加工したりんごをパンなどに入れて給食で提供する取り組みが今年度から本格的に始まりました。

県内最大のりんご産地の魚津市では、秋や冬の収穫期以外の需要開拓や「規格外」のりんごの活用が課題となっていました。
このため、市や生産農家、食品加工業者などで作る協議会が商品開発などを進めてきました。
協議会でドライフルーツに加工したりんごを生地に練り込んだパンを開発し5月に給食で提供したところ、子どもたちに好評だったことから、このパンを今後も定期的に給食で提供することが決まりました。
さらに、「フルーツポンチ」や「サラダ」などに加工したりんごを加えて、給食で提供するということです。
協議会では、農家や加工にかかわる企業が安定的に経営できるよう、今後も加工方法の改善や新商品の開発を続けることにしています。