富山空港の大連便 中国南方航空が運休期間を6月末まで延長

運休が続いている富山空港の大連便について、運航する中国南方航空は運休期間を6月末までさらに延長することを決めました。

富山空港と中国の大連を結ぶ定期便は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3年前の3月から運休が続いています。
運休期間は度々延長され直近では5月末までとされていましたが、県によりますと、運航する中国南方航空が運休期間をさらに1か月延長し6月末まで運休すると連絡してきたということです。
国内では5月に新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが5類に移行し、国際的にも水際対策の緩和が進んでいますが、富山空港の国際定期便についてはいまだに運航再開の見通しが立っておらず、上海便も6月末までの運休が決まっているほか、台北便もことし10月27日まで運休する予定です。
県航空政策課は大連便について「中国ではいまだに団体旅行が解禁になっておらず、引き続き中国の状況をみながら定期便の再開に向けて働きかけを行っていきたい」と話しています。