「軽トラ庭園」入賞作品を展示 富山駅前

軽トラックの荷台に樹木や石を配置して自然の風景などを再現する「軽トラ庭園」の展示が富山駅前で行われています。

「軽トラ庭園」は、縦2メートル、横1.4メートルの荷台の上に庭園を作り出すもので、富山発祥で全国各地に広がっています。
造園業の魅力発信や市民に自然の大切さを知ってもらおうと富山造園業協同組合などが毎年、コンテストを開いていて15日は富山駅の南口にコンテストの入賞作など10の作品が展示されました。
このうち、富山市長賞を受賞した森政幸さんの作品は、モミジやシダを植えて奥深い山の風景を表現していて滝や川なども再現しています。
森さんは「去年に引き続き、受賞することができてうれしいです。外国人の観光客も多いので日本の伝統を感じてほしいです」と話していました。
ドイツから親子で訪れた観光客は「とても美しいです。街の中に自然があることは子どもにとってもうれしいです」と話していました。
「軽トラ庭園」の展示は富山駅南口で15日午後4時まで行われます。