富山市と海外の小学生が公共交通についてオンライン討論

5月に富山市で開かれるG7教育相会合にあわせて、市内の小学生と海外の小学生が公共交通のあり方についてオンラインで話しあいました。

この催しは5月に富山市で開かれるG7教育相会合にあわせて富山市が開いたもので、富山市の中央小学校には6年生約40人が集まり、海外からはスペインやインドネシア、マレーシアの小学生がオンラインで参加しました。
はじめに中央小学校の児童が富山市を走る路面電車について発表し、正確なダイヤで運行されていることや段差が少なくお年寄りも乗りやすいことなどを紹介しました。
またスペインの小学生は、公共のレンタル電動自転車の整備が進んでいる一方でまだ自動車を使っている人も多いので、環境のために公共交通をもっと利用するよう呼びかけたいと説明していました。
そして、マレーシアの小学生は、バスやモノレールなど多くの公共交通がある一方で、バスの電動化などが遅れているため特に電気自動車のバスの整備が必要だと訴えました。
最後に、公共交通の重要性を確認する「持続可能な公共交通に関するG7富山宣言」を各国の児童が読み上げ、採択されました。