富山市の小学校で“サミット給食” イギリスの料理を味わう
5月に富山市で開催されるG7教育相会合を前に、富山市の小学校では、給食で、参加国のイギリスの料理が提供され、子どもたちが藤井市長らと一緒に味わいました。
藤井市長と宮口教育長は、富山市の新保小学校を訪れ、1年生と6年生のあわせて47人の児童と一緒に給食を味わいました。
19日の給食は、5月富山市で開催されるG7教育相会合の参加国の1つ、イギリスの料理が取り入れられ、肉や野菜、それにスパイスを入れて煮込んだイギリス風カレースープや紅茶ムースなどが提供されました。
子どもたちは給食をおいしそうに食べ、おかわりする子どももたくさんいました。
この取り組みは、食文化を通して子どもたちに海外に興味をもってもらおうと、富山市教育委員会が企画したもので、5月にかけて市内のすべての公立小中学校と幼稚園で、イギリスのほかイタリアやフランスなどG7のメンバー、7か国の料理が提供されることになっています。
給食を食べた男の子は、「おいしかったです。スープはこれまで食べたことがない味がしました。海外にいつか行ってみたい」と話していました。
藤井市長は、「世界の色々なところでその国の特徴的な料理があるという食文化に気づいてもらい、文化や暮らしに興味をもってもらえればいいなと思います」と話していました。