パトカー風にラッピングした路面電車「パト電車」運行開始
住民に交通安全の意識を高めてもらおうと、パトカー風にラッピングした路面電車がき18日から、富山市で運行を始めました。
パトカーのように白と黒にラッピングしたこの路面電車、その名も「パト電車」です。
県警察本部が富山地方鉄道などと製作しました。
富山市の南富山駅前の広場で18日、出発式が行われ、県警の石井敬千本部長があいさつしたあと、関係者4人がテープカットをして「パト電車」の完成を祝いました。
電車の側面には「思いやり止まって広がる無事故の輪」や、「横断歩道は歩行者優先!」といった交通安全のメッセージが書かれています。
出発式の後、駅の近くにある堀川幼稚園の園児およそ50人が、さっそくうれしそうな表情で電車に乗り込み、富山駅に向かって出発しました。
「パト電車」はこれから1年間、運行するということです。