園児が絵本を読んで感じたこと描いた「感想画」展示会 入善町
絵本を読んで感じたことを、子どもならではの自由な感性で絵にした「感想画」の展示会が、入善町で開かれています。
「感想画」は、子どもたちが読んだ絵本の感想を絵や造形にして表現したもので、入善町の町民会館には、町内の7つの保育所の園児たちが制作した縦1.5メートル、横2メートルの作品が8点展示されています。
このうち、さわすぎ保育所の作品は、ちょうの幼虫のユーモラスな行動を描いた絵本『はらぺこあおむし』をもとに、幼虫がおいしそうな果物やケーキなどを次々と食べて色鮮やかなちょうに変身するさまをダイナミックに表現しています。
また、ひばり野保育所は、おなじみの『ももたろう』をテーマに桃太郎がさる、とり、いぬとともに鬼ヶ島に上陸する場面を描いていて、海の波や鬼の髪の毛などをさまざまな素材を使って立体的に表現しています。
主催した入善町立図書館の司書、広川望美さんは「本当に保育所の子どもたちが作ったのかと皆さん驚かれるレベルの作品ばかりです。子どもの豊かな感性を実際に見て感じてほしい」と話していました。
この「感想画」の展示会は、1月26日まで開かれています。