「富山マラソン」青空のもと多くのランナーが汗

県内外から集まった1万人あまりが高岡市から富山市まで走る「富山マラソン」が、6日に開催され、青空のもと多くのランナーが汗を流しました。

「富山マラソン」は、北陸新幹線の開業を記念して平成27年に始まった市民マラソンです。
ことしは、42.195キロを走るフルマラソンの部に、県内外から1万4千人あまりのランナーがエントリーしました。
フルマラソンの部は、午前9時に高岡市役所前から一斉にスタートして、ゴールの富山市の富岩運河環水公園を目指して走り出しました。
なかには、キャラクターの着ぐるみなどを着て参加したランナーもいて、多くのランナーが秋晴れの空のもと汗を流していました。
感染防止のため一般の人による沿道での応援は自粛が呼びかけられ、大会の実行委員会が認めた団体などが応援をしていました。
このうち、高岡商業高校の応援部は、太鼓やメガホンを使ってランナーにエールを送っていました。
また給水所では、ますずしや特産のシロエビを使った天むすがふるまわれ、ランナーたちが次々と手にとり、ほおばっていました。
フルマラソンの部のランナーたちは、昼前から次々にゴールし、両手を挙げて笑顔で走り切る姿などが見られました。
富山市から参加した40代の女性は「気温も高くて、ラスト5キロは足がつりそうだったけど、山がすごくきれいだったので、癒やされながら走ることができました。楽しかったです」と話していました。