障害者のアート作品入ったカプセルトイ 高岡市の観光地に設置
障害のある人が作ったアート作品が入ったカプセルトイが勝興寺など高岡市内の観光地に21日、設置されました。
これは、障害者アートの商品化に取り組んでいる団体が企画したもので、県内外の50人以上の障害のある作家から作品が寄せられました。
21日の午前中は、国宝に指定されることになった高岡市の勝興寺に団体の代表2人が、カプセルトイを運び、カプセルを中に入れたり、ポスターを貼ったりしていました。
カプセルトイには、さまざまな絵柄の絵馬が入れられていて、この団体では新たな名物になることを期待しているということです。
この取り組みを企画したcotaeネットワークの共同代表、渡邉陽子さんは「絵馬は1つ1つ違う作品なので集めてもらえたら嬉しいし、作家の良さを感じられる作品ばかりだと思うので、子どもからお年寄りまでぜひ手にとってほしい」と話していました。
このカプセルトイは1つ500円で、収益の一部は作品を作った作家などに還元されるということです。
また、道の駅雨晴と高岡市美術館にも設置され、カプセルにはそれぞれカルタと小さなかばんが入っているということです。