使い終えたランドセル 補修して寄贈 高岡の中学校が呼びかけ

高岡市の中学校で、自分たちが使い終えたランドセルを来年の春、小学校に入学する子どもたちに使ってもらおうと19日、寄贈式が行われました。

これは高岡志貴野ライオンズクラブが、家庭の経済的な負担を減らそうと企画したもので、19日高岡市の芳野中学校の校長室で高松毅校長がライオンズクラブの北林和正会長にランドセルを手渡しました。
この中学校では使い終えたランドセルを寄贈しようと保護者に呼びかけたところ、ランドセル24個が集まりました。
高松校長は「ランドセルにつまった思い出に新しい思い出を積み重ねて楽しい小学校生活を送って欲しいです」と話していました。
また、高岡志貴野ライオンズクラブの北林和正会長は「保護者からランドセルが平均単価が5万5千円と高く、ほかの入学準備と合わせて負担になっていると聞き、この事業を行いました。受け取った子どもには元気にたくましく育ってほしいです」と話していました。
19日手渡されたランドセルは必要な補修などを行ったあと、今後、希望する新入生に渡されるということです。