県内企業のベトナム進出促進へ富山県が支援窓口を現地に開設へ

県内企業のベトナム進出を促進しようと、県は、企業からの依頼に応じて現地での市場調査や取引先の拡大を支援する窓口をベトナムに開設することになりました。

県内企業のベトナム進出やベトナムでのさらなる事業展開を支援する「富山県ホーチミンビジネスサポートデスク」は、県が3日、ベトナム南部にある最大都市ホーチミンに開設します。
県の委託を受けて、北陸銀行の現地駐在員事務所が業務を担当し、企業からの依頼や問い合わせに応じて、ベトナムの市場調査などに必要な情報を提供するほか、製品調達や販路拡大のための取引先の紹介などを無料で行います。
ベトナムは、人件費の安さに加え、中国や東南アジア向け製品の製造や輸出の拠点としても注目されていて、県によりますと、ことし8月の時点で、進出している県内企業の事業所の数は53事業所と、10年前のおよそ10倍に増えています。
また、県の「新世紀産業機構」が、ことし3月、県内企業を対象に、今後進出を予定している国や地域について聞いたところ、ベトナムと答えた企業は全体の42.1%と最も多くなりました。
新田知事を団長に、県内企業が参加する訪問団が、ことし12月にベトナムを訪問する予定もあり、県立地通商課は「知事の訪問に加え、ベトナム進出を考えている県内企業の要望にワンストップで応える窓口を作ることで、富山県とベトナムの経済的なつながりをさらに強化したい」と話しています。