サステナブル・ツーリズム 砺波市内に新たな宿泊施設完成

観光資源の持続的な利活用を目指すサステナブル・ツーリズムが注目される中、砺波平野を訪れた観光客に屋敷林などの保全に関わってもらうための新たな宿泊施設が砺波市内に完成し、29日に報道関係者に公開されました。

砺波市野村島に完成したのはレストランを併設した宿泊施設、楽土庵で、オープンを前に29日に報道関係者に公開されました。
宿泊施設には築120年の古民家にあった大黒柱やはりが再利用されているほか、それぞれの客室にも和紙や絹などの素材が用いられ、落ち着いた和風の造りになっています。
この施設はサステナブル・ツーリズムの実現を目指して地元の観光法人が企画したもので、宿泊料金の2%は散居村の保全に取り組んでいる地域の団体などに寄付されるほか、施設を利用した観光客にはカイニョと呼ばれる砺波平野の屋敷林の手入れなどの体験を通じて散居村の景観の保全にも関わってもらうことになっていて、10月5日にオープンします。
観光法人、富山県西部観光社水と匠の林口砂里プロデューサーは「散居村の景観とコミュニティーはこの土地が醸し出す空気や品格を象徴するもので、取り組みを通じて未来に継承していきたい」と話しています。