最新の介護機器の研修会 富山市

介護の現場で人手不足が大きな課題となる中、介護職員の負担軽減につながる最新の介護機器の使い方を伝える研修会が富山市で開かれています。

この研修会は、最新の介護機器を体験し導入を検討してもらおうと県介護実習・普及センターが開いたもので、県内の介護施設や障害者支援施設の職員およそ10人が参加し、介護機器メーカー5社の担当者から説明を受けました。
この中では、ベッドの下にセンサーを設置して入所者の睡眠や呼吸の状態を把握できる機器や、呼び出しボタンが押されると天井に取り付けたカメラが入所者の状態を撮影し、すぐに画像や動画がスマートフォンに送られるシステムなどが紹介されました。
いずれも深夜の見回りなどの負担を軽減できるということです。
厚生労働省によりますと団塊の世代がすべて75歳以上になる令和7年度に富山県で確保できる介護職員の数はおよそ1万9900人にとどまるとみられ、1000人以上不足するおそれがあるということです。
このため、県はこうした機器の導入に補助金を出したり、国も無料で借りられる制度を設けるなどして人手不足を補おうとしています。
参加した人は「人手不足が深刻で、どうしても人の力だけでは対応しきれないところをこうした機器で対応したい」と話していました。
また、県介護実習・普及センターの宮原百合子所長は「こうした機器を導入することで若い人たちも安心して働ける環境を作ってもらいたい」と話していました。