秋の登山シーズン迎え県警山岳警備隊が遭難救助訓練へ

北アルプスで秋の登山シーズンを迎えるなか、県警察本部山岳警備隊の遭難救助訓練が12日から始まりました。

山岳警備隊の訓練は、北アルプスの山中で12日から9月20日までの9日間の日程で行われ、12日、上市警察署で行われた出発式には、隊員など20人余りが出席しました。
式では、県警察本部の布一幸雄地域部長が「自分とほかの隊員の実力を確認し、さらに救助技術を向上させて成長してほしい」と訓示しました。
このあと、隊員たちはそれぞれ車両に乗り込んで訓練を行う目的地に向けて出発していきました。
訓練の期間中、隊員たちは剱岳や黒部峡谷などでテントを張って過ごしながら、ロープを使って遭難者を救助する方法などを確認するということです。
県警察本部の山岳安全課によりますと、県内ではことし、8月末までに遭難した人の数は、去年の同じ時期よりも13人多い81人にのぼっていて、このうち7人が死亡しています。
山岳警備隊の飛弾晶夫隊長は「奥地での訓練のため、必要最小限の人数でいかに効率よくできるかを訓練しながら考えていきたい。秋はだんだん日が短くなり、寒暖差も大きいので、時間に余裕を持って登山を楽しんでほしい」と話しています。