富山県の最低賃金は過去最大引き上げへ 10月から908円へ

富山県の最低賃金について、県内の労使の代表などでつくる審議会は、ことし10月から31円引き上げて908円とする答申を富山労働局に提出しました。
最低賃金の引き上げ額は平成14年にいまの制度が始まって以降、最大です。

最低賃金は企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金です。
今年度の最低賃金について厚生労働省の審議会は、過去最大となる全国平均31円の引き上げという目安をまとめ、8月2日、厚生労働省に答申しました。
この目安をもとに、県内の労使の代表などでつくる富山労働局の審議会は富山県の最低賃金について議論しました。
その結果、現在は877円の最低賃金を目安と同じ31円、率にして3.53%引き上げて908円とする案を採択し、富山労働局に答申しました。
最低賃金の引き上げ額は、昨年度の28円を上回り時間給で示されるようになった平成14年度以降、最大です。
また、最低賃金は初めて900円を超える見通しとなりました。
富山労働局によりますと、31円の引き上げは、県内の経済状況と地域間のバランスを考慮したということです。
新しい最低賃金は、異議の申し出の期間などを経て8月下旬までに決定され、ことし10月1日から適用される見通しです。