富山市内の川・用水路 プラスチックごみ流出防止フェンス設置

海に流れ出すプラスチックごみの問題が国際的に注目されるなか、富山市はプラスチックごみの流出を防ぐためのフェンスを市内の川や用水路に設置しました。

この取り組みは、富山湾に流れ出すプラスチックごみのおよそ8割が、県内から排出されているという国の調査結果を受けて、富山市と日本財団が3年前から毎年行っているもので、フェンスで回収されたごみの量などを調べています。
ことしは8月から10月まで、市内を流れるがめ川と広田用水千俵用水の3か所にごみの流出を防ぐための専用のフェンスを設置しています。
去年は5月から10月までの半年間で約180キロのごみを回収し、新型コロナの影響でマスクのごみも多かったということです。
富山市は、ことしも回収したごみの量や特徴について調査した結果をホームページで公表するほか、ごみのポイ捨て削減に向けた啓発活動として、フェンスを設置した現場の見学ツアーを行うことにしています。
富山市環境政策課の梶川慶子主査は、「富山湾の海洋ごみの8割は陸から発生していることを少しでも多くの人に知ってもらい、一人ひとりがごみを出さないような行動をとってほしい」と話しています。