立山駅行き臨時列車運行始まる

夏の登山シーズンを迎えるなか、富山市中心部から立山観光の起点となる立山駅までを、約50分で結ぶ臨時列車の運行が20日から始まりました。

この臨時列車は、富山地方鉄道が20日から運行を始めたもので、20日朝、電鉄富山駅では県外から訪れた登山客などがつぎつぎと列車に乗り込んでいました。
そして、午前9時46分になると最初の列車が立山駅に向けて出発していきました。
臨時列車は1日1便で、立山観光の起点となる立山駅までを普通列車より10分早い約50分で結びますが、運賃は普通列車と同じ片道1230円に据え置いています。
この路線では、新型コロナの感染拡大を受けて去年から特急列車の運行を中止しているため、富山地方鉄道では県からの補助金を活用して普通列車と同じ料金で乗ることができるこの臨時列車の運行を決めたということです。
富山地方鉄道によりますと去年の利用客は、コロナ前のおよそ3割にまで落ち込んでいて、こうした取り組みを通じて利用客の回復につなげたいとしています。
東京から訪れた登山客の女性は「少しでも早く山に登りたいので安くて早い列車は大変助かります」と話していました。
富山地方鉄道・鉄軌道部の吉川護副部長は「北陸新幹線で当日の朝に到着した県外からの観光客にも利用しやすくしました。多くの人に乗ってほしい」と話していました。
電鉄富山駅からの出発時間は平日は午前9時46分、休日は午前9時48分で10月31日まで毎日運行されます。