朝日町 宮崎海岸水難事故防止へ 自治会など安全対策話し合う

本格的な海のレジャーシーズンが近づく中、過去に水難事故が相次いだ朝日町の宮崎海岸の安全対策について、地元の自治会や警察などが話し合う会合が開かれ、観光客への注意の呼びかけなどを合同で実施していく方針が確認されました。

朝日町にある宮崎海岸では、平成30年と令和元年にいずれも県外から訪れた観光客が溺れて死亡するなど、過去に海水浴客の水難事故が相次いで起きています。
ことしも本格的な海のレジャーシーズンが近づく中、23日、町役場では地元の自治会や警察、それに海上保安部などの関係者が出席して安全対策を話し合う会合が開かれました。
このなかで、伏木海上保安部の担当者は宮崎海岸では、去年の夏も県外から訪れた観光客が沖合に流されて救助される事案が2件あったと報告しました。
そのうえで対策が話し合われ、県外からの観光客に対して、宮崎海岸では数メートル沖合にでると急に水深が深くなることや、沖に向かって潮が速く流れる『離岸流』が発生することを看板やチラシで周知していく方針が確認されました。
また、救命胴衣を無料で貸し出すことや、関係機関が合同でパトロールを実施し、高波などの危険性が高いときはレジャーの中止を呼びかけることなどを申し合わせていました。
伏木海上保安部の金城弘明交通課長は「この海岸では多くの場合、海の状況を知らない県外客が事故に遭っているので、地元からの情報発信が何よりも必要です。関係者が連絡を密にして事故防止にあたりたい」と話していました。