鳥取空港で電動キックボードの交通ルールや注意点学ぶ研修会

鳥取空港で周辺の観光地めぐりにも利用できる電動キックボードの貸し出しが20日から始まるのを前に、空港の職員が、交通ルールや注意点を学ぶ研修会が開かれました。

電動キックボードは、去年7月から最高速度が時速20キロ以下で、大きさなどの基準を満たしたものを対象に、16歳以上は運転免許がなくても利用できるようになりました。
鳥取空港で周辺の観光地めぐりにも利用できるこの電動キックボードの貸し出しが、20日から始まるのを前に、空港の職員が利用者にルールの説明や注意ができるよう研修会が開かれました。
参加した空港の職員5人は、警察官から確実に利用者の年齢確認を行い、ヘルメットの着用を呼びかけるよう説明を受けていました。
このあと職員は、空港前の道で実際に電動キックボードに試乗し、運転の感覚や操作方法を確認していました。
試乗した空港の職員は「初めて乗りふらついたところもあったため注意が必要だと感じた。利用者に交通ルールをしっかりと伝えて、安全・快適に利用してもらいたい」と話していました。
鳥取県警察本部交通企画課の村上雄一郎係長は「空港の職員には、基本的な交通ルールの周知にご協力いただき、利用者には安全な運転をしてもらいたい」と話していました。